こんな方におすすめ
- 事業者変更ってなに?
- 事業者変更のメリットは?
- 事業者変更の注意点ってある?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事では楽天ひかりから他社コラボへ事業者変更するメリットと注意点を解説しています。
メリットと注意点を理解しておけば、これから乗換えする際に役立ちます。
注意点を知らないと損をしてしまう可能性もあるため、しっかり内容を把握しましょう!
事業者変更とは
事業者変更とは、楽天ひかりなどのコラボ事業者間で乗り換えを行う手続きのこと
2019年7月から事業者変更の手続きが可能となりました!
例)楽天ひかり⇒ソフトバンク光へ乗り換え、楽天ひかり⇒ドコモ光へ乗り換えなど
事業者変更には、メリットと注意点があるので解説していきます。
事業者変更のメリット4選
事業者変更メリット①:工事料金がかからない
事業者変更のメリットとして、やはり工事料金がかからず、乗り換えが可能になる点です。
通常、光回線の乗り換えは設備が異なるため、工事料金が発生します。
事業者変更メリット②:固定電話番号がそのまま使える
光回線を乗り換えするときにネックとなるのが固定電話ですよね。
コラボ事業者同士の乗り換えなら、固定電話番号がそのまま利用可能です。
この事業者変更の手続きが始まる前は、固定電話番号を引き継ぐ場合、一度アナログ戻しを行う必要がありました。
料金もかかるし、工事調整する必要もあり、かなり大変でした......
事業者変更ができるようになってからは、複雑な手続き不要となり乗り換えも簡単になりました。
事業者変更メリット③:NTTレンタル機器がそのまま使える
コラボ事業者はNTTフレッツ光の設備を使っているため、事業者変更してもレンタル機器がそのまま使えます。
レンタル機器の返却って何を返却すればいいのかわからない......
郵送業者を手配しなければならない......
けっこうレンタル機器の返却って面倒と感じますよね。
事業者変更なら、こんな思いをしなくても引き続き使えるのは嬉しいですよね。
事業者変更メリット④:インターネットが使えない期間がない
コラボ事業者と独自回線で乗り換える場合、解約日や工事日を調整しないとインターネットが使えない期間が発生します。
わたしも乗り換えするときには、極力インターネットが使えない時間を減らすため調整しました。
事業者変更は、派遣工事もなく切替日に自動的に回線が変わっているため、インターネットが使えない期間はありません。
ただプロバイダが変更になった場合は、ルーター設定をしないとインターネットに接続ができないので、忘れずに設定しましょう!
事業者変更時の注意点5選
事業者変更の注意点①:工事残債を一括払い
事業者変更時に同じNTT回線を利用するため、工事費用はかかりません。
ただ乗換え前の回線で工事料金の残債がある場合は、一括で支払う必要があります。
事業者変更前に工事料金の支払いが終わっているか確認しましょう!
楽天ひかりの場合は、メンバーズステーションから確認できます。
事業者変更の注意点②:解約金が発生する場合がある
楽天ひかりの契約期間の考え方は、2年契約は24か月目~26か月目、3年契約は36か月目~38か月目です。
開通日の翌月を1か月目としているため、開通日が1か月目ではないので注意しましょう。
楽天ひかりの契約更新月は、メンバーズステーションから確認できます。
もし契約更新月以外に乗り換えする場合、申込み時期により解約金が変わります。
事業者変更の注意点③:契約できるプロバイダが異なる
コラボ事業者のほとんどが、プロバイダを選ぶことができません。
例えば、楽天ひかりなら楽天ブロードバンド、BIGLOBE光ならBIGLOBEとなります。
契約するプロバイダが変わるとどんなことが起きるのでしょうか。
- インターネットを使うためのプロバイダ設定が必要
どうしてもプロバイダを選びたい!
そんなあなたはドコモ光に契約することをおすすめします。
理由はドコモ光なら23社から好きなプロバイダを選ぶことができるからです。
「【2023年】ドコモ光のプロバイダを選ぶ基準は?厳選した10社からおすすめプロバイダ紹介!」にて詳しく解説しています。
事業者変更の注意点④:他社コラボ事業者によりIPv6対応のルーターが必要
高速通信のIPv6 IPoEを使う場合、別途専用ルーターをレンタルもしくは市販ルーターを購入する必要があります。
例えばソフトバンク光は、BBユニットをレンタルする必要があり、毎月513円料金がかかります。
ただしドコモ光は、選ぶプロバイダによっては契約期間中は無料でルーターレンタル可能です。
このように毎月の月額料金は安くても契約するコラボ事業者によっては、別途料金がかかりますので注意しましょう!
事業者変更の注意点⑤:IPv6 IPoEが使えるようになるには1週間程度かかる
コラボ事業者間の乗換えの場合、乗換え先でIPv6 IPoEが使えるようになるまで、1週間程度かかります。
理由は乗換え時にプロバイダの解約は自動的に行われますが、解約と同時にIPv6 IPoEの通信が切断されます。
通信の切断作業が終了しないと、新しいコラボ事業者でIPv6サービスが開始されません。
IPv6サービスはVNE事業者が提供しており、1回線1接続しかできません。
IPv6が使えない間は、IPv4PPPoE接続設定をしてインターネットを使えるようにする必要があります。
またIPv4PPPoE接続には、プロバイダのID/PWが必要となるので、郵送された情報は大切に保管しておきましょう!
楽天ひかりからの事業者変更手順
楽天ひかりから他社コラボへ乗換えするときは、事業者変更承諾番号を取得する必要があります。
事業者変更承諾番号は、英字からはじまる11桁で構成されており、有効期限は取得日を含め15日以内です。
1日でも過ぎてしまうと、無効になるため早めに手続きしましょう!
また、楽天ひかりカスタマーセンターへ連絡する際の必要なものと電話番号は以下の通りです。
■事前に必要なもの:登録電話番号/登録住所/契約者名/メールアドレス
まとめ
今回は、楽天ひかりから事業者変更する際のメリットと注意点について解説しました。
事業者変更はインターネットが使えない期間がない、工事料金が無料であることが特徴です。
乗換え前に契約更新時期や工事料金の支払いが終わっているか確認のうえ、申込みしましょう!